なぜ眼科の仕事が看護師に人気なのか

眼科の仕事が看護師に人気になっている理由の1つが、安定して休みを取れるということだ。看護師の仕事は、勤務時間が不規則でいつ休みが取れるか分からないことも多い。夜勤があり、2交代制や3交代制の職場の場合、毎週決まった休みが取れるケースは稀である。しかし、眼科は外来のみのクリニックが多く、基本的に日勤のみとなっている。さらに、完全週休2日制となっているため、毎週土日は安定して休みが取れるのだ。一般的な仕事と同じように、土日休みで仕事ができるというのは大きなメリットになるだろう。ただし、クリニックによっては休診日が土日になっていないこともある。土日に休みを取りたいのであれば、土日が休診日になっているクリニックを選ぶようにしよう。精神的な負担が少ないというのも、眼科が人気になっている理由の1つである。外科や内科で働いていると、患者の死と向き合わなければならないことも多い。これは、看護師にとって精神的に大きな負担になる。眼科の場合、命に関わるような病気を持つ患者はほとんどいないため、外科や内科に比べれば精神的な負担は少なくなるだろう。また、外来のみの眼科が多いということで、体力的な負担も他の科に比べれば少ない。身体介助を必要とするような患者が少なく、看護師は事務仕事や医師のサポートが主な業務になるためだ。休みが取りやすくプライベートを充実させやすい、体力的にも精神的にも負担が少ないなど、メリットが多いのが眼科の仕事である。